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犬と過ごす別荘

外房地区のローコストで建てた別荘です。延床面積約72㎡のコンパクトな建物です。

獣医である建主家族と愛犬、そしてその友人・友犬が休暇を過ごすための建物です。

2家族8人が寝ることができる広い寝室を2階に、それ以外の諸室を1階にまとめたプランです。

大寝室とは別の寝室や、犬たちを洗う部屋と、必要な部屋が一般的な別荘より多く求められ、また建築予算の兼ね合いもあり、本来はゆったりとしたスペースを取りたいリビングダイニングスペースをコンパクトにまとめざるを得ませんでした。そこで、できるだけリビングダイニングスペースを大きく感じさせるため、玄関を下屋で計画し、その下屋をリビングダイニングスペースの角に対角線上に配置しました。最も奥行が大きい対角線方向の動線及び視線軸をつくることで、四角形の部屋の対角線を奥行として認識し易くなり、空間の狭さを感じづらくしています。

また、リビングの一部の床のレベルを下げて土間としています。これは外遊びから帰ってきた犬たちが土間を経由して直接ドッグバスがある部屋にアクセスできる事と、ウッドデッキテラスを第2のリビングルームとして使用してもらう事を考えて計画しました。温暖な気候であるこの地区で過ごすには、ドッグランたる広い庭を有する外で及び外向きに過ごす事が快適なはず。リビング内の土間の框の段差は、腰掛けるのに丁度良く段差を上がるのに苦労しない30㎝としているので、デッキをリビングとして使用する際には腰かける椅子になり、インドア/アウトドアのボーダーを超えて使えます。土間床は、夏季には周囲より表面温度が低いので、犬たちには絶好の避熱スポットになるはずです。

 

外壁は、別荘という非日常世界を過ごす場感を盛り上げるため、山荘のようなたたずまいを感じさせ経年変化を楽しめるウェスタンレッドシダー下見板張りとしました。別棟のサーフギアを収容する物置も同じ材料を使っています。内壁の仕上げも外壁と同様に木の素地を多用しながらも、全てが画一的に見えないよう工業的材料と対比させるように使用し、空間の奥行感が出るよう配慮しています。

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